「風邪をひかないように」意識していても、風邪をひいてしまう人。「けがをしてしまって」なかなか治らないと感じてしまう人、体質は人それぞれ違いますが、健康を意識する人にとって、病気やけがは大敵です。免疫力があると病気やけがの回復が変わってくることをご存じですか。
その「 免疫力 」とは何でしょうか。そして、どのくらい私たちの健康に関係があるのか、お伝えします。
私たちを病気やウィルスから守るボディガードは「免疫力」
私たちを守る「免疫力」とは?
「免疫力」とは、簡単に言えば「私たちの体に備わっている防衛機能」です。私たち自身の体の中にできてしまった「害をもたらす細胞」を排除する役割を持つのが「免疫力」です。
この「免疫力」は、風邪をひく時の病原菌やウィルスなどを、体内に入れないように防ぐ力もあります。ですから、私たちを病気やウィルスから守る「ボディガード」として、私たちの健康を見守っています。
私たちの体の中では、白血球がその役割を負っています。通常は、特定の病気にかかるとこの「免疫力」が働いて、同じ病気にかからないように病原体と戦います。これが「免疫力」の働きで、私たちの体を保護し、守ってくれていることになるのです。
逆に「免疫力」低下すると体調を崩しやすくなり、なかなか回復しないということが起こります。
免疫力は「24時間勤務のボディガード」
過去に大病を患った、今大病に悩んでいる、これから大きな病気にかからないか心配、こんな思いは誰もが抱える不安の一つです。
免疫力は、年齢により変化します。20歳台を境に低下するとも言われますが、現代社会ならではの習慣も、「免疫力」には大きな影響があるのです。
たばこを吸う人や喫煙家の近くに常にいる人も、「免疫力」を低下させやすい影響を受けています。たばこの煙が空気に及ぼす影響力は高いのです。また、食生活やエアコンの使い過ぎによる体温の低下も、「免疫力」を左右します。
私たちライフワークでは、知らないうちに体に害になる影響を受けているので、「免疫力」は重要なのです。
寝ている時も、起きている時も、運動しているときにでさえ、「免疫力」は働き続けます。文字通り「24時間」体内で働き続けているので、24時間勤務のボディガードの役割を担っているのです。
ストレス社会でのライフワークに欠かせない「免疫力」
年齢を問わずストレスを抱えてしまう私たちのライフワーク。このストレス社会の中でも、「免疫力」は特に重要です。これは、食生活や生活環境だけが、免疫力に影響を与えているわけでないということです。
こんな症状はありませんか。精神的に疲れたと感じる、集中力が続かない、やる気が出ない、楽しいと感じられることが少ないなどは、ストレスを抱えているため、免疫力が低下しているサインかもしれません。
また、勤めている人にとっては、ビジネスワークがいつも同じでパソコンに向かっている、ということも影響してきます。
悩みや心配などがない、という人は少ないかもしれませんが、精神的なストレスが体に与える機会は数多くあります。神経のバランスが崩れてしまうことで、「免疫力」が低下してしまう人が多いのです。
さらに、以前と比べると、私たちのライフワークにおける衛生環境は整ってきましたが、そのために病原体の影響を受ける機会も減ったことが、「免疫力」が低下してしまう原因とも言われています。
「免疫力」は、体に備わっている防衛機能ですから、悪い影響力を排除するために働き、「免疫力」を働かせるのです。こうして、病気やウィルスから守ってくれる「ボディガード」として働き続けて、効果を発揮します。
まとめ
私たちを病気やウィルスから守るボディガードは「免疫力」
私たちを守る「免疫力」とは?
免疫力は「24時間勤務のボディガード」
ストレス社会でのライフワークに欠かせない「免疫力」