運動をした方が身体に良いことは理解しているけれど、実際はほとんど運動をしていない方が多いです。一番の理由は「時間がない」が多いです。健康のために取り組もうとしても忙しい毎日の中で優先順位が後になってしまう運動、その 運動不足 が招く 症状 とはなんでしょうか?
運動不足がもたらす不調を自覚症状で確認!!
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運動不足が招くもの
人間が健康を保つためには運動が重要です。運動することで、血流や代謝を良くすることで身体を良い状態にすることができます。
しかし、運動量が足りていないと身体の機能は低下してしまいます。それによって、さまざまな不調があらわれることがあります。運動不足が原因で起こる不調の症状にはどのようなものがあるのでしょうか?
脂肪が蓄積されて肥満に!
運動不足になるとまず肥満症状を引き起こす可能性は高くなります。運動をしないことで過度に摂取してしまったエネルギーに対しての消費されるエネルギーが足りず、体脂肪が燃焼しきれません。燃焼しきれないエネルギーは脂肪となって身体に蓄積されます。余分な脂肪となるのです。
この余分な脂肪が付きすぎると身体の代謝を低下させてしまい、血行を悪くしてしまうこともあるのです。運動不足の肥満が引き金で、冷え性やむくみといった症状にも繋がります。
将来的に生活習慣病になる可能性が高まる
運動不足は生活習慣病にも深く関わっています。食べ過ぎや飲み過ぎによる身体への負担の他に、生活リズムが乱れていると生活習慣病になりやすいです。運動不足もその生活リズムの一つなのです。
運動不足は「動脈硬化、高血圧、心臓病」などの血液に密接した生活習慣病に関係します。運動不足による新陳代謝の後退が引き起こしていると考えられています。今はまだ生活習慣病と診断されなくても、運動をしないままでいると将来的に困ることになる可能性は高いのです。
疲れがとれずストレスが溜まる
日々の生活で疲れているので動きたくないと考え、運動をしないでいるとかえって疲れが取れないのです。人間の身体には「疲労因子」というものがあり、この疲労因子が溜まると細胞死を促進してしまいます。
細胞が死んでしまうと免疫力の低下や生活習慣病になりやすい身体になってしまいます。体力を温存しているつもりが、逆効果だったのです。疲労因子を排出するためには適度な運動が必要になります。
身体の疲れがとれないと、精神的にも疲れてしまいます。ひどい場合、疲れがとれないストレスでうつ病へと発展してしまうこともあるのです。
自律神経が乱れてうつ病に!
運動不足は自律神経の働きにも悪影響を及ぼします。自律神経の働きを抑えてしまって、ホルモンバランスを崩してしまうのです。ホルモンバランスが崩れると感情が不安定になり、肌荒れや便秘などの症状が現れます。感情が不安定になることもまた、うつ病への発展の恐れがあります。
脳が疲れて仕事効率が低下する
運動不足は脳の働きにも関わってきます。身体を動かさない状態で仕事をしていると、筋肉が固まり血行が悪くなります。血行が悪い状態で仕事という緊張状態におかれると、脳はどんどん疲れてしまい仕事効率は低下する一方です。記憶力は判断力、また集中力も低下してしまいます。
体臭が臭くなる!
運動不足が原因で体臭が臭くなる症状があります。普段から運動をしている人の汗はサラサラとした汗です。それは汗腺の導管部で、汗の原料となる成分が再吸収されているためです。
反対に運動不足の人の汗はドロドロとした汗になります。運動をしていないと新陳代謝が悪くなり身体に老廃物が溜まりやすくなっています、この老廃物が臭いの原因です。
また、運動不足の人がかくドロドロの汗はアルカリ性が強い性質を持ちます。アルカリ性の汗には雑菌が繁殖しやすいため、老廃物の臭いと雑菌の臭いが合わさって体臭が臭くなると考えられています。
運動をすることは大切
以上のような症状が、運動不足により引き起こされる可能性があります。やはり運動をすることは大切だということがわかります。ぜひ適度な運動を心掛けるようにすることをおすすめします。
ジョギングやウォーキングなど毎日続けられる運動がいいでしょう。どうしても運動をする時間をとることができないという方は、「エレベーターより階段を使う」や「一駅分歩いてみる」などから始めてみてみるとちょっとした運動になるのでおすすめです。運動不足を解消しましょう。
まとめ
運動不足がもたらす不調を自覚症状で確認!!
運動不足が招くもの
脂肪が蓄積されて肥満に!
将来的に生活習慣病になる可能性が高まる
疲れがとれずストレスが溜まる
自律神経が乱れてうつ病に!
脳が疲れて仕事効率が低下する
体臭が臭くなる!
運動をすることは大切