近年の健康ブームによって男女共に健康志向の高い方が増えています。健康に良いものを積極的に摂取して、フィットネスに通って運動をして、体重や体脂肪を気にしている方が多くいます。そのような方々に人気なのが体組成計で最近では人気を集めています。
体組成計 で測定できる 筋肉量 とはいったどういったものなのでしょうか。
体組成計でわかる筋肉量とは
体組成計とは
体組成とは人間を構成する組織のことで骨や筋肉、脂肪などのことです。その体組成を測定するのが体組成計で体脂肪や筋肉量、内蔵脂肪、体内水分量、基礎代謝などを知ることができます。
従来の体重計では体重のみの表示でしたが、体組成計では体のさまざまなことが測定できますので、ダイエットや健康管理に活用している方が多くいます。
体組成計には2種類あります。両手両足で測定するタイプと両足のみで測定するタイプです。両手両足タイプは体組成計に両足で乗って、さらに両手で電極のついたグリップを握ります。両足タイプは体組成計に両足で乗るだけです。
原理としては予め入力されている身長、年齢、性別を元に実際に計る体重と体の電気抵抗値を組み合わせることでさまざまな測定結果を出すことができます。
電気抵抗値とは体に微弱の電流を流した時の電流の流れの良さのことです。脂肪は電流が流れづらく、筋肉は電流が流れやすいので、身長、年齢、体重を組み合わせていろいろなことがわかるのです。
筋肉量とは
体組成計で計算される筋肉量とは体に付いている筋肉の量のことですが、筋肉は足や腕などの骨格筋と内蔵などに付いている平滑筋に分けられ、体組成計で測ることができるのは骨格筋と平滑筋と水分量の合計です。
筋肉はエネルギーをたくさん消費するので一般的に筋肉量が多いと太りにくい体といえます。反対に筋肉量が少ないとエネルギーの消費も少ないので太りやすい体になります。そのためダイエットや健康維持をするためには筋肉量を上がることが大切です。
女性の方ですと筋肉を付けることに抵抗があると思いますが、骨格筋は体の表面にあらわれるので見ためが変わりますが、平滑筋は内蔵などに付く筋肉なので見た目にはあらわれません。女性がダイエットのために筋肉量を上げるには平滑筋を付けることがいいでしょう。
平滑筋を鍛える
太りにくい体を作るには平滑筋を鍛えることが良い方法ですが、平滑筋は内蔵筋ともいわれ自らの意識で動かしたり止めたりすることができません。そのため意識的に鍛えることができないのです。
平滑筋の動きを支配しているのは自律神経とホルモンであるため、平滑筋を鍛えるには自律神経を整えて正常に働かせることが必要です。
自律神経が正常に働いていれば内蔵が活発になり内蔵筋である平滑筋が鍛えられるのです。鍛えられれば自然と太りにくい体になります。ダイエットを成功させるには過度な食事制限をするのではなく、自律神経を整えて平滑筋を鍛えることが近道かもしれません。
体組成計で健康管理を
ダイエットや健康維持をするために筋肉量が影響しています。体組成計があると筋肉量を知るのに便利で手軽に測定することができるので、健康に関心がある方にとっては必須アイテムです。
ダイエットをするにしても闇雲に体重の減量に意識を置くのではなく、体組成計を使って筋肉量に目を向けるだけでダイエットの効率は上がることでしょう。
無理な食事制限によって一時的な減量に成功をしても、筋肉量が少なければ、太りやすい体であるため、リバウンドする確率が上がってしまうからです。筋肉量を意識したダイエット法のほうが無理なく、健康に痩せることができるのでしょう。
体組成計で筋肉量を知り、ダイエットや健康維持に役立てましょう。
まとめ
体組成計でわかる筋肉量とは
体組成計とは
筋肉量とは
平滑筋を鍛える
体組成計で健康管理を