アーモンドミルクの効果はいろいろあります。アーモンドを直接食べるより、 アーモンド ミルク の方が栄養の吸収率は高いのです。牛乳とは異なる栄養価もあります。手作りもできます。けれども、注意しなければならない点もあるのです。ぜひ健康促進に役立てましょう。
アーモンドミルク、牛乳とは異なる魅力と効果
アーモンドミルクには美容効果がある
スーパーで、アーモンドミルクは販売されています。牛乳や豆乳とどこが違うがご存知ですか?アーモンドだから何となく高カロリーではないのかと思っていませんか?実はアーモンドミルクのカロリーは牛乳の約4分の1、コレステロールはゼロです。
アーモンドにはオメガ3脂肪酸が含まれています。オメガ3脂肪酸はコレステロールを低下させてアレルギーを抑制する効果もあります。オメガ3は脂肪を燃焼させて、脳を活性化させ、うつ症状を抑制する効果もあるとされています。
それ以外に、アーモンドミルクはビタミンEがゴマの約300倍、食物繊維はゴボウの約2倍、レタスの9倍含まれています。ビタミンEはアンチエイジングや美容効果が期待される栄養価です。
1日に必要と言われているビタミンEは約10mgと言われています。飲み切りサイズの200mlのアーモンドミルク1本に含まれているビタミンEは、約9mgです。
また、オレイン酸も含まれていて便秘解消につながり、糖尿病や動脈硬化や心疾患の予防も期待されます。大豆アレルギーや牛乳アレルギーの人も飲めるというのが長所の一つです。
豊富な食物繊維
アーモンドミルクには食物繊維も豊富に含まれています。食物繊維の種類としては「不溶性食物繊維」が含まれているため、便秘や腸内環境を整えて便通を良くしてくれる効果が期待できます。
女性にとって必要な食物繊維量は1日あたり17gと言われていますが、アーモンドミルク200ml入りには約0.6~4gの食物繊維が含まれています。ちなみにバナナ1本あたりの食物繊維は約1.7gです。
アーモンドミルクはコレステロールが含まれていません。低カロリーなのでダイエット効果が高いといえます。これを利点に、卵を使わないでプリンのようなデザートが作れます。
作り方は鍋にアーモンドミルク200mlを入れて温めます。好みの砂糖とゼラチン約5gを加えて煮溶かします。砂糖とゼラチンが溶けたら好みの容器に分け入れて冷蔵庫で冷やして固めます。砂糖はカロリーの低いもの、あるいはカロリーオフのものならダイエット効果が高まります。
牛乳を飲むとお腹の調子が悪くなる人は、乳糖不耐症とされます。しかし、アーモンドミルクには乳製品ではないので乳糖は含まれていません。だから牛乳が苦手な方でも、アーモンドミルクはぜひ試してみてください。
摂取するときに注意しなければならないこと
アーモンドミルクはとてもヘルシーな食品であることがわかったと思います。ただし、ミネラルが豊富に含まれているため、投薬による治療を受けておられる方は注意が必要です。
ミネラルの一種であるマンガンは、過剰摂取してしまうと、抗生物質や血圧降下剤の効力を抑制してしまうとされています。現在、何らかの薬で治療を受けておられる場合は、医師と相談されることをおすすめいたします。
また、アーモンドミルクにはビタミンEが豊富に含まれていることはお話ししましたが、このビタミンEは過剰摂取してしまうと骨粗しょう症になるリスクを高めるといわれています。
アーモンドミルクは手作りできる
アーモンドミルクは手作りできます。作り方はアーモンドを10時間以上、水に浸します。その後、アーモンドだけを取り出します。これをミキサーにかけて粉砕したものを、クロスで絞るとできあがりです。
絞りかすは、クッキーに利用すると美味しいです。作り方を説明します。170℃にオーブンを予熱しておきます。アーモンドミルクの絞りかすと、小麦粉、砂糖、あればオートミールやドライフルーツを加えて、ベーキングパウダーも少し入れて全体を混ぜます。
生地はくずれやすいので型抜きはできないでしょう。天板にスプーンですくって落として、予熱してあったオーブンに入れて15分~20分ぐらい焼きます。
香ばしさとほのかな甘さのアーモンドミルク
アーモンドミルクは液体になっているため、実としてアーモンドを食べるよりも吸収率が高いとされています。店頭でよく見るブランドは「アーモンドブリーズ」でしょうか。
国産メーカーのものですとグリコからもアーモンドミルクが発売されています。さまざまなフレーバーのものがあります。砂糖不使用のものも売り出されています。
アーモンドミルクはアメリカでは人気の商品のようです。ほのかな香ばしさと、ほんのりした甘味が楽しめます。まだ、飲んだことがない方は、ぜひ、健康を促進する一品として一度お試しいただければと思います。
まとめ
アーモンドミルク、牛乳とは異なる魅力と効果
アーモンドミルクには美容効果がある
豊富な食物繊維
摂取するときに注意しなければならないこと
アーモンドミルクは手作りできる
香ばしさとほのかな甘さのアーモンドミルク