忙しい、時間が取れない…など、毎日の生活のパターンが決まってしまうと、運動不足になりがちです。人間には「お腹がすいた」、「眠い」などとは違い、「運動したい」という欲求も少ないようです。
健康のバランスを崩してしまいかねない 運動不足 の 影響 をまとめてみました。
病気の元にもなりえる「運動不足の影響」なぜ良くないの?
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運動不足が、毎日のライフワークに与える影響
栄養バランスの良い食事をとり、しっかり睡眠時間を確保しても、運動不足になると体力が減少します。通勤や通学、家事をこなしていても、ある程度のカロリーは消費しますが、運動して消費するエネルギーとは違いがあります。
「やる気が起きない」、「体重が増えやすい」、「疲れがたまりやすい」などの気分にも、運動不足は影響を与えます。毎日の生活で、気分をリフレッシュするには、運動不足を解消しておく必要があります。
他にも、生活習慣病や肩こり、頭痛、低体温、心臓や腎臓疾患などにも影響があると言われてきました。
運動不足は、血行不良や免疫が低下する「冷え」の大元
運動不足は、毎日の積み重ねで解消することが可能です。まずは、運動することを意識し、無理のない運動の習慣を早めに身に着けることが必要です。季節を問わず運動不足が続くと、血行が悪くなり、免疫力が低下することも多くあります。
血流の流れが悪いことから、肩こりや腰痛などの症状があらわれることがあります。入浴すると痛みが引き緩和されると言う経験をお持ちの方もいるかもしれません。これは、入浴で体が温められて血行が良くなり、体温が上がるからです。適度な運動には、入浴時と同じ効果があると言えます。
体温が1度下がると、免疫力は30%下がると言われます。免疫力が下がると、生活習慣病になりやすく、感染症や心臓病などの重病を発症しやすくなります。運動不足は毎日の忙しさで、さほど重要に感じないかもしれませんが、重病予防にも早期に解消することが大切です。
ストレスも冷え性が原因?!運動不足が原因していることも
「冷えは万病の元」とも言われるように、体調を崩すだけにとどまらず、精神的にもダメージを受けやすくなります。うつ病を発症するリスクが高くなり、うつ病をはやめるとも言われてきました。
職場や育児などで溜まりやすいストレスは、理解している以上に感じている場合があります。忙しいとは言え、通勤や家事だけでなく体を動かして運動することができれば、ストレスのたまり方を減らせます。人間の脳も体や筋力と同じで、使わない部分は退化していきます。
運動して体が疲れたり、体を動かして汗をかくことで血行が良くなり、筋肉や脳の働き方に変化が生じます。筋肉の働きは脳に刺激を与えるからです。脳の働きも、ストレスをためるだけでは退化してしまうので、運動不足を解消することもストレス解消できる良い方法なのです。
加齢とともに意識しなければならない運動
年齢と共に、運動する習慣が少なることもあり得ます。加齢と運動不足が重なると血行が悪くなることも増えるので、まずは簡単な運動を意識することは大切です。運動不足からくる影響を最小限に止めることができるなら、老化を遅らせることも可能となります。
体の内外で働きが衰えて行く時に、負担の少ない運動を少しずつ行うだけでも、問題ありません。日頃から運動不足で体に与える影響を意識しておくなら、老化による影響をできるだけ避けて病気の予防効果を実感できるでしょう。
頭痛や肩こりの解消にも、まずは簡単な運動から
頭痛は、肩こりや筋肉の緊張、ストレスなどが関係していると言われます。こうした原因の頭痛には、簡単な運動を1日5分行うことで解消しやすい場合があります。筋肉の緊張は運動不足の影響を受けやすいので、血液循環をよくすることは大切と言えます。
「運動不足で頭痛や肩こりは関係するのか?」と思うこともあるかもしれません。入浴後の状態と同じで、血液循環が良くなると筋肉の緩和が進みますので、運動不足が解消された状況と同じになります。
すぐに定期的な運動ができない場合は、ゆっくり入浴時間をとることでも運動不足の影響を避けられるかもしれません。
日頃から感じる運動不足も、心身ともに影響を受ける前に解消できれば、病気予防にも健康バランスにも役立ちます。体力不足は健康の大敵!楽しいライフワークためにも簡単な運動から始めてみましょう。
まとめ
病気の元にもなりえる「運動不足の影響」なぜ良くないの?
運動不足が、毎日のライフワークに与える影響
運動不足は、血行不良や免疫が低下する「冷え」の大元
ストレスも冷え性が原因?!運動不足が原因していることも
頭痛や肩こりの解消にも、まずは簡単な運動から