近年の健康食ブームにより、健康に良くカロリーを控えた食事に人気があります。生活習慣病やメタボなどがメディアを通じて影響を与えたことで健康志向の方が増えているからです。 丸の内 にある タニタ 食堂 は健康食を提供する食堂で昼時には行列が出来るほど人気があります。
人気の理由はいったいどこにあるのでしょうか。秘密に迫ります。
丸の内のタニタ食堂が人気の理由
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タニタ食堂とは
株式会社タニタとは体重計などの計測計を製造する大手メーカーですが、そのタニタが1999年に社員の健康促進をはかるために本社に健康食を中心とした社員食堂をオープンさせました。
「美味しく、お腹いっぱい食べているのに痩せていた」をコンセプトに500カロリー前後でお腹一杯になるようなメニューを提供していました。それがメディアを通じて話題を呼び、人気が出たことから、2012年には東京のビジネス街の中心ともいえる丸の内にタニタ食堂をオープンさせました。
オープン当初から昼時は行列が出来るほど人が押し寄せていたことは連日のニュースで報道されていました。健康食というと女性をイメージしますが、タニタ食堂は健康志向が高い男性にも人気なのが特徴です。健康食ブームを背景に現在でも人気は衰えません。
タニタ食堂のこだわり
タニタ食堂には5つのこだわりがあります。1つ目は一汁三菜です。バランス良く栄養を取れるようにするために、米類と3つの野菜類と1つの汁物と5品が並ぶ定食になっています。栄養の偏りをなくすためでもあります。
2つ目が野菜をたっぷり使っていることです。厚生労働省は1日での野菜摂取の目標は350gとしています。タニタ食堂では提供するメニューの中に約200gの野菜を使用しています。
野菜不足を補うためと季節の野菜を使うことで優れた栄養と美味しさがでるからです。また、色とりどりの野菜を使用して見た目の良さにも気を使っているといいます。
3つ目のこだわりは噛み応えを残した調理をすることです。自然と噛む回数が増えるようにするために野菜は大きめにカットして火を通しすぎない調理をしています。そのため、噛み応えがあり満腹感を感じやすくなります。
よくダイエットなどでも使われる方法ですが、噛む回数が多いと脳は満腹感を得ることが出来るのです。
4つめのこだわりは塩分を3g前後にしていることです。1日の塩分摂取量の目標は成人の男性で8g、女性で7gとされています。タニタ食堂では一食辺りの塩分使用量を3g前後に抑えています。
旬の素材の出汁や、旨味、スパイスなどを上手く使い、薄味でも満足感を得られるようにしてあります。
5つ目はご飯100gを目安にしています。糖質の摂取量を抑えるためにご飯は100gと控えて、その分野菜を多く摂って満足感を得られるようにしています。以上がタニタ食堂のこだわりです。
人気の理由
昼時には行列が出来るほど人気のある丸の内のタニタ食堂ですが、その人気の理由は安くて健康に良くてお腹一杯になるところだと考えられます。
値段は千円以下と比較的安く、バランスの取れたメニューで健康にも良く、満腹感を感じられるこだわりがあるので、利用者は満足感を得られるのです。
また、健康志向が高まる現在で健康食をお腹一杯食べられるお店が少ないのもタニタ食堂の人気の一つでもあります。生活習慣病を防ぐには食生活が非常に大切になります。
特にビジネスの第一線で活躍している方は多忙から生活習慣が乱れたりストレスを多くかかえたりしているため、ランチをタニタ食堂の健康食にすることで健康維持にも繋がります。そういった理由も丸の内のタニタ食堂の人気の秘密でもあるかもしれません。
まとめ
丸の内のタニタ食堂が人気の理由
タニタ食堂とは
タニタ食堂のこだわり
人気の理由