「免疫力」とは、私たちの体に備わっている防衛機能ですが、私たちの体に害をもたらす細胞を排除する役割も持っています。この免疫力を高めておかないと、体調を崩しやすくなり、なかなか回復しないということが起こってしまいます。どのように 免疫力を高める か、まとめてみました。
免疫力を高めるための鍵となるライフワークの見直し
食生活や睡眠時間の確保は、免疫力を高める良い方法
免疫力を高めるには、ライフワークの改善が一番良いと言われています。
「食生活」を改善する場合、食物繊維やミネラル、発酵食品などを食べるように意識することが大切です。バランスよく食べることが一番効果を発揮しますが、場合によっては、サプリメントを利用することもできます。添加物や化学調味料は可能な範囲で控えて、健康的な食生活にしてみましょう。
食生活の次は「睡眠」です。夜更かしや、寝る直前の飲食を避けることは、安定した睡眠時間に役立ちます。
一般的には、暴飲暴食のようにたくさん食べなくても、寝る直前に食べてしまうと眠りから遠ざかってしまうこともありますし、寝る前の過度なアルコールも神経を起こしてしまうことがあります。
寝る前の飲食を避けるのは、血液が一時的に胃に偏って集まることを避け、血液を通して全身に酸素を運ぶのを助けます。また、いびきは深い睡眠を妨げるので、寝るときの姿勢にも要注意です。
免疫力を高めるためには、適度な運動と呼吸方法も効果あり
スポーツジムやクラブに通ってまでの運動は、必要ありません。免疫力を高めることを意識する場合、体温が1度上がると、5倍の免疫力に効果が発揮されると言われます。
体温を上昇させるなら、免疫力を高めることができるので、ウォーキングやラジオ体操でも十分です。日中に時間が取れない人でも、寝る前にストレッチで体を動かして、少しずつでもいいので免疫力を高められます。
免疫細胞を活性化させるためには、「腹式呼吸」や「思いっきり笑う」ことも役立ちます。お腹をふくらませるように鼻からたくさん息を吸い、口をすぼめてゆっくり吐き出す方法です。毎日のライフワークで、この呼吸方法を意識してみましょう!
そして、もう一つの方法は、「思いっきり笑う」ことです。あまり関係がないように感じることもあるかもしれませんが、ガン細胞の抑制に効果があると報告されています。
笑うのは、ストレス解消になりますし、認知症の進行を遅らせる効果もあると言われます。「腹式呼吸」や「思いっきり笑う」こと、どちらも習慣にすることが大切です。
自分でできるマッサージやツボ押し、冷やさない体づくりも効果あり
ライフスタイルにもよりますが、ウオーキングやゆっくり入浴することで、体を温めることができます。朝起きた時にお湯を飲んだり、足の筋肉を鍛えることも効果的です。スクワットや階段を使うのも、良い方法です。
手先の爪の生え際には副交感神経が集中しているので、「手先の爪の生え際マッサージする」ことも活性化に役立ちます。膝の少し下にある、腸内環境を整えるツボを刺激することも役立ちます。
免疫力を高めるのに役立つ、免疫細胞の70%が腸にあるため、このツボを刺激することには効果があります。
免疫力を短時間で改善できるものではなく、治療として進められることも少ないと言われます。日頃の積み重ねで「免疫力を高める」ことがとても大切です。健康な体を保つには、私たち自身のライフワークで意識したいポイントを、記憶しておくことから始まります。
思いきり笑うこと、体に合った十分な睡眠、爪や足のツボを刺激するなど、免疫力を高められることは、今すぐにでもできます。今、通院しておられて、なにかの病気と向き合っておられる人も、薬を服用していたりしても、改善・維持は可能です。
免疫力を高めるために出来る、鍵となるライフワークの見直しから始めましょう。
まとめ
免疫力を高めるための鍵となるライフワークの見直し
食生活や睡眠時間の確保は、免疫力を高める良い方法
免疫力を高めるためには、適度な運動と呼吸方法も効果あり
自分でできるマッサージやツボ押し、冷やさない体づくりも効果あり