現代人で特に女性は冷え性で悩んでいる方が多くいます。冷えはさまざまな病気の元になるといわれ、肩こり、頭痛、腰痛、腹痛、生理痛、不眠などにつながります。そんな冷え性の方は漢方を飲むと効果があり飲み続けると冷え性が改善されるといわれています。
数多くある種類の中から 冷え性 に 効果 がある漢方を紹介します。
漢方の効果で冷え性改善
冷え性の原因
冷えの原因は生活習慣にあるといわれています。運動、食事、住環境、喫煙、ストレスが影響しています。
運動不足による血行不良、食生活の乱れによるミネラル、ビタミンの不足、エアコンが整っている住環境での生活で体温調節の機能が麻痺、喫煙により血管が収縮、過度のストレスによる血行不良などこういった原因が冷え性を引き起こします。
冷え性は現代病ともいわれ、特に女性が多く悩まされています。生活習慣を改善することはもちろん大切ですが、冷え性を改善するには漢方が効果的だといわれています。生活習慣を改善しつつ漢方の力を借りて改善するが効果的です。
漢方とは
漢方薬は薬草からつくられた生薬を組み合わせてできる自然素材の薬です。生薬とはニンジン、オンジ、ゴシキリュウシ、ケイシン、ヤカツ、ダイオウなどが有名で古来中国で生まれた薬で日本へも古くから伝わっておりドラックストアなどで一般に販売されている馴染みのある薬です。
風邪の初期症状に効く葛根湯(カッコントウ)、せきや喉の痛みに効く甘草湯(カンゾウトウ)は一般的で聞いたことがある方が多いと思います。
長い歴史があるので生薬にさまざまな処方があり、現在では使われていないのも含めると何十万通りともいわれています。古くから伝わり、長年の実績がある漢方は信頼ができる薬です。
冷え性に効く漢方
冷え性に効くといわれている漢方は種類が数多くあり、患者によって用途が異なります。
加味逍遥散(かみしょうようさん)は疲れやすく、精神症状を訴える人など。柴胡桂枝乾姜湯(さいこけいしかんきょうとう)は体力があまりなく、貧血気味で動悸、息切れを伴う更年期障害など。
四物湯(しもつとう)は不妊症、産後の症状など。当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)体力が低下している女性など。当帰芍薬散加附子(とうきしゃくやくさんかぶし)は血色が悪く足腰が冷えやすく頭痛の症状があるときなどに用います。
漢方の種類は体力や症状によって変わるため患者に合わせた処方でより効果が期待できます。
保険が適用される
かつて漢方は保険適用ではなく、実費での支払いでしたので非常に高額でしたが、現在では保険が適用されます。症状や悩みを医師に相談すると保険適用で適切な漢方を処方してくれます。
症状や年齢、体力に合わせた漢方があるので、必ず医療機関へ行って医師に相談することが大切です。
副作用が少ない
漢方は自然の生薬を調合して作られているので通常の薬に比べて副作用が少ないのが特徴です。薬には副作用が付きもので副作用に悩まされるといったこともありますが、漢方の場合は副作用の心配が少なくて済みます。
ただし漢方も薬ですので副作用がまったくないわけではありません。あくまでも薬の中では副作用が少ないということです。そのあたりは理解しなければなりません。
冷え性は漢方で治す
長い歴史のある漢方は自然の力を使って症状を和らげることができて副作用も少なく現在では保険適用で治療ができるので魅力的です。冷え性に悩んでいる方もぜひ漢方の力に頼ってみる価値はあると思います。
ただし漢方は種類が数多くあり症状や患者によって用途が変わるので勝手な自己判断はせずに必ず医師へ相談しましょう。漢方の力で冷え性を改善させて健康な身体を手に入れましょう。
まとめ
漢方の効果で冷え性改善
冷え性の原因
漢方とは
冷え性に効く漢方
保険が適用される
副作用が少ない
冷え性は漢方で治す