たとえ健康な人でも、激しい運動をすれば息が切れることもあります。しかし息切れというのは日常生活でも起こることで、ストレスが原因になっている場合もあります。
息切れ しやすい 人とはどんな性格なのか、またどのような改善方法があるのか紹介します。
息切れしやすい原因は「あなたの性格」かも!?
実は「息切れしやすい性格」があるのです
生活の中で誰しもが感じてしまうストレスですが、人によってはストレスを溜めてしまう人と溜めずに発散できる人とがいます。息切れの原因にもなってしまうストレスを溜めやすい人とはどのようなタイプの性格なのか紹介します。
まずは「責任感が強い人」です。周りからの信頼が厚く期待もされますが、その反面期待を裏切らないようにと頑張りすぎてしまう傾向があります。
次に「人あたりがよく、気配りが上手な人」です。周りに気を遣いすぎて、自分の意見を言わなかったり我慢をしたり、気付かないうちにストレスを溜め込んでいるかもしれません。
最後に「すぐに他人と比べてしまう人」です。ありのままの自分を受け入れることができずに、どんどん自分を追い込んでいってしまいます。
まずは心のトレーニングを
性格を変えるというのはなかなか難しいと思いますが、ほんの少しでも意識をするということが大切です。
1つ目が「完璧を求めない」ことです。全てのことに対して100%を目指すと、達成できないときが辛くなってしまいます。そこで目標を低い位置に設定し、1つずつコツコツとクリアしていくような感じで物事を進めることをおすすめします。
2つ目が「いつもと違うことに挑戦する」ことです。帰宅ルートを変えてみるとか、初めてのお店で外食するとか些細なことで構いません。
何か行き詰ってしまったときなどは、日常に少し変化を加えてみましょう。何か新しい発見があるかもしれない、とワクワク期待する気持ちも日常には必要なものなのです。
3つ目が「前向きな言葉を増やす」ことです。人間は自分が発した言葉によって気分が左右されることが多々あります。「どうしてダメなのだろう」と考えるより「どうしたら良くなるのだろう」と考えるほうが、気持ちがとても明るくなります。
生活習慣はとても大切
息切れしないようにするには、まず心臓への負担を軽くすることを心がけましょう。塩分は控えめにして、よく噛んでゆっくりと食事をすることによって血糖値が急激に上昇するのを防ぎます。肥満も心臓へ負担がかかる原因で、生活習慣病を引き起こす原因でもあります。
ウォーキングやジョギング、適度な筋力トレーニングなども取り入れて健康的な体を保ちましょう。女性は特に外出先での冷え対策も重要です。1枚羽織るものを持ち歩くなど、急激な温度変化には気を付けましょう。
過度な飲酒や喫煙も血圧が上がるので、心臓へ負担がかかる行為です。お酒が大好きな人でも休肝日をつくって、適度な量を楽しみましょう。
ストレスを溜めない生活と言っても難しいですが、時間に余裕を持って行動したり、たまには趣味に没頭する時間を作ったり、十分な睡眠時間を確保したりすることも大切です。
実は深刻な「息切れ」もあるのです
ストレス以外の原因で起こる息切れは基本的に肺の異常によるものですが、中には心臓や脳などが影響している深刻な息切れも存在します。慢性閉塞性肺疾患(COPD)、インフルエンザ、貧血、更年期障害、脳出血、不整脈など息切れの原因として考えられるものはたくさんあります。
肺が原因で起こる息切れには「座ると楽になる」「息切れのときにゼーゼーと音がなる」「咳や痰(たん)が出る」などの特徴があります。しかし、安静にしているときに息切れしたり、手足が冷えたり急に体がむくんだりした場合、肺以外の原因も考えられます。
「座ると楽になる」というのは肺が原因だと紹介しましたが、実は心不全でも同じ現象が見られます。どんな症状でも自己判断で原因を特定してしまうのは危険なので、症状をよく観察し専門医を受診することをおすすめします。
まとめ
息切れしやすい原因は「あなたの性格」かも!?
実は「息切れしやすい性格」があるのです
まずは心のトレーニングを
生活習慣はとても大切
実は深刻な「息切れ」もあるのです