よい睡眠は健康のために大切な問題です。自分のいびきで周囲に迷惑をかけている方、家族のいびきで悩まされている方に、 いびきをかかない方法 と グッズ についてご説明いたします。
いびきの原因を知って悪化を防ぎ、静かで良質な睡眠を手に入れましょう。
いびきをかかない方法とグッズを紹介します
いびきの原因は?
自分のいびきで家族や恋人に迷惑をかけていませんか。いびきはどうして起こるのでしょうか。
それは、眠っているあいだに、何らかの理由で喉の奥の空気の通り道が狭くなってしまい、喉や鼻の粘膜が振動するために発生します。眠っているときは筋肉がゆるみやすくなりますので、それが一因になる場合もあります。
他にも、いびきの原因として、鼻炎、口からの呼吸、肥満、疲労、ストレスなどがあげられます。また、仰向けに寝るといびきが発生しやすい、寝る前の飲酒もいびきにつながるとも言われています。睡眠薬などの薬剤も一因になる場合があります。
これらを解消すれば、いびきは抑えられるということになります。さまざまないびき対策グッズが市販されています。また、サプリメントもいろいろ売り出されています。
いびき対策の枕
例えば、いびき対策の枕です。枕があわないと、いびきの原因になる場合があるのです。市販のいびき対策用の枕は、頸椎をささえて睡眠中の呼吸を楽にする目的で作られています。
仰向けに寝ていても、寝返りをうっても、気道を確保してくれるため、空気がスムーズに体内を通過できるようにデザインされています。効果があったという意見もあがっています。残念ながら価格は一万円前後から数万円と、やや高価なものが多いようです。
マウスピース
口をあけて寝ていると、喉の奥にある筋肉が空気の通り道の器官を塞いでしまう場合があります。これを開けるために肺から強い力で息を吐き出すことで音が出てしまい、これが、いびきになります。
放っておくと脳に十分な酸素が入らず、寝たにもかかわらず、日中に睡眠不足を感じたりします。
対応するために、睡眠中も口が開かないように工夫された、いびき対策のマウスピースが販売されています。「いびきくん」などの商品は、プラスチックのマウスピースを上下の奥歯に装着して睡眠中でも口が開かないようにして、口呼吸ではなくて鼻呼吸が促進されるように工夫されています。
価格は2,000円前後から。
サプリメント
いびき対策のサプリメントがいくつか市販されています。これらのサプリメントの主成分になっているのが「コエンザイムQ10」です。「コエンザイムQ10」は筋肉の働きを高める作用があります。
このため、サプリメントとして摂取すると、筋肉の機能が活性化されて、ゆるみやすくなっていた喉が正常化されることで空気の通りが改善され、いびきの抑制に効果を発揮するとされます。
他にも、いびきを解消する方法があります
仰向けで眠ると気道が狭くなっていびきが発生しやすいとされます。このため、横向き、または、うつ伏せに眠る方が、いびきは抑制されます。また、室温が低く、鼻が詰まっていると、いびきにつながる可能性があります。花粉症などで鼻づまりになっている場合も同じです。
飲酒もいびきの原因になる場合があります。その理由はお酒を飲むと舌や咽頭部分の筋肉が弛緩して、鼻から喉にかけて、空気の通り道が狭められますが、そこを空気が通過しようとしていびきが発生するのです。
肥満もいびきの原因になるというのは、肥満によって全身に脂肪がつき、首の周囲や、喉の内側にも脂肪がつくことで気道が狭められるからです。
いびきをあなどらない
近年、いびきと生活習慣病の関係に注目が集まっています。睡眠中に大きないびきをかく人は、睡眠時無呼吸症候群(SAS)になりやすいと指摘されています。また、狭心症、心筋梗塞、脳梗塞、高血圧、糖尿病といった合併症も起こしやすいことが指摘されています。
最近、急にいびきの音が大きくなってきた、朝までいびきが続く、といった人はSASの可能性もあるので要注意です。心配な場合は、耳鼻咽喉科、または、SASに対応している病院で専門家の診断を受けてみましょう。
いびきの原因は何なのかを知るためにも、どんなときにいびきをかいているか、自分で分析してみましょう。家族と暮らしている人なら自分の睡眠中の状況を家族に確認してもらいましょう。一人で暮らしている人なら録音アプリなどを利用して睡眠中の状態を確認するとよいでしょう。
いびきは決して恥ずかしいことではありません。いびきをかくから旅行も行きづらいといった悩みをかかえている人もおられるかもしれません。ぜひ、適切な対処方法を上手く利用して、快適な睡眠を取り戻しましょう。
まとめ
いびきをかかない方法とグッズを紹介します
いびきの原因は?
いびき対策の枕
マウスピース
サプリメント
他にも、いびきを解消する方法があります
いびきをあなどらない