疲労回復に最も効果があるのは睡眠や休養であることは言うまでもありません。しかし、多忙な毎日を過ごしているかたは、充分な睡眠や休養がなかなか取れていないことが多く、疲れが溜まってしまうことがあるでしょう。
そのような時は 疲労回復 を促すクエン酸が入った 飲み物 を飲むことで疲れが取れやすくなります。
クエン酸の入った飲み物で疲労回復
クエン酸とは
柑橘類のフルーツを食べたときに「すっぱい」と感じるのはクエン酸が原因です。そのクエン酸は酸味成分で人間にさまざまな良い効果を発揮するため、ドリンクやサプリメントに使用されています。クエン酸の主な効能は疲労回復、血流改善、ミネラルの吸収促進、美肌効果などがあります。
疲労回復する要因は運動後やストレスで体内に蓄積される乳酸をクエン酸が分解してくれるのと新陳代謝が良くなるためです。
乳酸は疲労物質ともいわれ、体内に蓄積されると疲労感が取れません。クエン酸は乳酸を分解する働きがあり、新陳代謝を良くする効果もあり、疲労回復が早くなります。
血流改善とはドロドロになった血液をサラサラな血液に変えることです。クエン酸には血液を弱アルカリ性の状態にする効果があるので、病気を防ぐことができます。
血液がドロドロでは動脈硬化、高血圧、心筋梗塞、腎臓病などのリスクが上がります。血液がサラサラになることでこれらの病気を予防して冷え性改善や美肌効果も得られます。
含まれている食品
クエン酸が含まれる主な食品はレモン、グレープフルーツ、いちご、パイナップル、キウイ、梅、お酢、アセロラです。その中でもクエン酸が多いのはレモンと梅でレモンは果汁の6~7%、梅は3~4%がクエン酸です。口に入れた時にすっぱく感じる食品には多くのクエン酸が含まれています。
レモンや梅などのクエン酸を多く含む食品を直接口にすることで効率良くクエン酸を摂取することができますが、レモンや梅を丸かじりするには少々難しいため、クエン酸ドリンクを作り、飲み物として飲むのがお勧めです。
クエン酸ドリンク
クエン酸ドリンクとは名前の通りクエン酸の入っている飲み物ですが、レモンや梅などをジュースにするのではなく、食用クエン酸を使用して作る飲み物です。
クエン酸ドリンクは市販されているものがありますが、市販のものではクエン酸の量が決まっていて、調整することができないため、手作りのほうが良いでしょう。
ただし、レモンや梅などの食品を使うと手間と時間がかかりますので、食用クエン酸を使った手作りであれば手軽に安価で作れるため、継続して飲むことができます。
クエン酸ドリンクの作り方は簡単で水250mlに対して食用クエン酸小さじ1とはちみつ小さじを混ぜるだけです。
食用クエン酸は少量でもすっぱく感じるため、初めは小さじ1程 度の少量にしましょう。クエン酸の一日当たりの摂取量は10~15gが効果的といわれていますので、慣れてきたら徐々にクエン酸の量を増やしていくのが良いでしょう。
すっぱさも飲み続けていれば慣れてきますので問題ありません。
疲労回復
クエン酸にはさまざまな効能がありますが、疲労回復に高い効能があるといえます。日頃から疲れが溜まって取れないというかたはクエン酸を積極的に摂ることで疲労回復を促してくれます。
レモンや梅などの食品から摂るのが難しければ、食用クエン酸を使った手作りクエン酸ドリンクを作って継続的に飲むことをお勧めします。継続的にクエン酸を飲むことで疲れが取れやすく、溜まらない健康な身体に近づきます。
疲労回復に最も効果があるのは睡眠や休養ですが、日頃から多忙で疲れが取れないというかたは、ぜひクエン酸ドリンクを試してみて下さい。
まとめ
クエン酸の入った飲み物で疲労回復
クエン酸とは
含まれている食品
クエン酸ドリンク
疲労回復