薄着の季節になると、たくさんの方が繰り返し思うことと言えば「夏までに痩せる」です。お腹をつまんだときに皮膚の下にある脂肪は皮下脂肪と呼び、落としにくい脂肪と言われています。
今回は効果的に 皮下脂肪 とサヨナラするための 落とし方 をご紹介いたします。
夏までにサヨナラしたい!皮下脂肪の落とし方
皮下脂肪とは
皮下脂肪とは、皮膚のすぐ下についている脂肪のことです。消費されることなく余ってしまったエネルギーが、長い時間をかけて蓄積されてしまい脂肪化したものを指します。体内にある燃焼するエネルギーが足りなくなったとき、初めて皮下脂肪を燃焼しエネルギーとして利用します。
そのため、通常のダイエットで思い浮かべる食事制限だけでは、この皮下脂肪はなくなりません。運動をして食事で摂ったエネルギー以上のエネルギー消費をしないと燃焼されないのです。
また、皮下脂肪は女性につきやすい脂肪です。その理由は赤ちゃんができた時に、外からの衝撃が子宮に被害を及ぼさないようにするためです。女性ホルモンの作用によってつきやすくなっています。
皮下脂肪を有酸素運動と筋トレで落とそう
皮下脂肪を落とすならば、有酸素運動と筋トレを両方行うことがもっとも効果的です。脂肪燃焼というと有酸素運動を思い浮かべますが、無酸素運動である筋トレも合わせて行うことで、より脂肪を燃焼することができます。
筋肉を増加させることで基礎代謝がアップします、その結果、皮下脂肪がつきにくい身体になります。
サヨナラ皮下脂肪!有酸素運動をしよう
有酸素運動とは、継続的に弱い負荷が筋肉にかかり続ける運動です。体脂肪を燃焼します。燃焼するにあたり酸素を必要とするものです。20分以上続けることで脂肪燃焼に効果が出ます。エアロビクスやエアロバイク、ウォーキング、水泳などがあります。
ウォーキングを例にあげてみます。話をしていても息切れしない程度のスピードで、20~30分歩きます。目線は真正面に腕を大きくふり、歩幅も大きくします。背筋を伸ばして歩くのが最適なウォーキングの姿勢です。
毎日続けられることがベストですが、無理のないペースで、できるだけ長期間続けることがポイントです。
サヨナラ皮下脂肪!筋トレをしよう
筋肉トレーニングとは、瞬間的に強い負荷が筋肉にかかる運動です。筋肉に貯めていた糖質(グリコーゲン)を必要としますが、酸素を必要としないので短時間しか運動することはできません。
筋肉がつくと基礎代謝量を増やすことができます。腕立てや腹筋・背筋などの筋肉トレーニングの他に短距離走も基礎代謝量を増やせる運動です。
皮下脂肪に効くマッサージ
皮下脂肪は長い期間蓄積されると、脂肪の塊のセルライトに変化します。太ももなどをギュッと掴んだとき、表面がボコボコした場合、それはセルライトです。セルライトの形成を抑えたり、皮下脂肪の燃焼を助けるために、マッサージすることは欠かせません。
皮下脂肪が気になる部分をもみほぐすことで、リンパの流れが良くなります。老廃物が排出されるとセルライトの形成を抑えることができます。皮下脂肪は温められた状態でマッサージされると刺激が良く伝わります。マッサージはお風呂の中で行うと効果が高まります。
皮下脂肪落としに効く食事
皮下脂肪を落とすために効果がある食材があります、それは唐辛子です。唐辛子に含まれる「カプサイシン」という辛味成分は、体温を上げてくれます。そうすると代謝を活発化し、脂肪燃焼に一役かってくれます。
ダイエットの小腹が空いたときには低カロリーノンオイルのこんにゃくチップスなどが役立ちます。レシピは以下のとおりです。
こんにゃくチップス
1.板こんにゃく(1枚)を薄切りにし一度冷凍します。
2.凍ったこんにゃくを水にいれ戻します。
3.キッチンペーパーで水気をしっかりとります。
4.水気をきったこんにゃくにライスミルク(5g)をまぶします。
5.甘口醤油(大さじ1)とハチミツ(小さじ1)でこんにゃくに味をつけます。
6.唐辛子(適量)をまぶします。
7.キッチンペーパーを敷いた皿にこんにゃくを乗せ、電子レンジで5分程度加熱すれば出来上がりです。
腹持ちもよく、食事制限をしているダイエットでも気にせず食べることができ、食べることができないストレスからも開放され、前向きにダイエットに取り組むことができます。
まとめ
夏までにサヨナラしたい!皮下脂肪の落とし方
皮下脂肪とは
皮下脂肪を有酸素運動と筋トレで落とそう
サヨナラ皮下脂肪!有酸素運動をしよう
サヨナラ皮下脂肪!筋トレをしよう
皮下脂肪に効くマッサージ
皮下脂肪落としに効く食事