現代社会は食の欧米化や野菜離れにより、便秘に悩んでいる方が多くいます。特に女性は排卵後から月経前までは、黄体ホルモンの影響で男性よりも便秘になりやすくなります。
便秘に悩み、薬を服用されている方もいますが、便秘薬にはさまざまな種類があり、どの 便秘 薬 が効くかは個人差があるため、インターネットによる 口コミ を鵜呑みにするのは危険です。
便秘薬の口コミを鵜呑みにしてはいけない
便秘の種類
便秘とは腸に便が排出されず、体内に残ってしまう病気で腹部の違和感、便から発生する悪玉の増加による腸内環境の悪化、肌荒れ、イライラなどの症状を引き起こします。
便秘にも種類があり、便が作られる過程や排便に障害が起こる機能性便秘と腸の病気によって起こる器質性便秘があります。機能性便秘はさらに急性便秘、慢性便秘、医原性便秘と3種類に分かれます。機能性便秘の原因は胃、腸などの機能低下やによるものです。
急性便秘は大腸の蠕動運動が鈍ることで便秘を起こしますが、野菜不足や水分不足、ストレスなどが原因の一時的な便秘です。
慢性便秘は大腸に便が溜まった状態が日常的に起こるものです。医原性便秘は薬の副作用による便秘です。痛み止めや制吐剤を服用することで腸の活動が弱まってしまい便秘を起こします。
器質性便秘は腸の病気によるもので腸の閉塞や炎症など病気が完治すれば自然と便秘が解消されるものです。
便秘薬の種類
便秘薬にも種類があり、便秘の種類によって使い分けますが、選び方で難しいところがあります。病院へ行って処方してもらうのが無難ですが、病院に行く暇がなかったり女性の場合は便秘で病院へ行くのに抵抗があったりするため、自己判断で薬を選ぶことがあります。
便秘薬を選ぶ前に自分の便秘の種類と薬の種類を理解しておくことが大切です。
便秘薬は大きく分けて刺激性下剤と機械性下剤に分けられ、刺激性下剤は小腸や大腸に刺激を与えて腸の活動を活発にして便の排出を促します。
一方の機械性下剤は便に水分を含ませて柔らかくすることで排出を促します。
一般的に市販されていて、有名なのがスルーラックS、ピューラック、コーラックですが、これから刺激性下剤になります。
便秘には種類がありますので、タイプによって薬が変わり、薬の種類もたくさんあります。そのため、インターネットでの口コミが良いからという理由で薬を選ぶのは危険です。正しい知識が必要です。
口コミに頼らない
現代は便利な世の中になりましたので、インターネットを使えば、さまざまな薬を実際に服用した人の感想である口コミを知ることができます。
しかし、便秘には種類があり、それにあった便秘薬があるため、インターネットの口コミを鵜呑みにして服用しても効果が得られず、副作用のみ発生することがありますので気をつけなればなりません。
もちろん口コミに投稿している人と同じ便秘の種類であれば、同じ効果を得る可能性はありますので、便秘と薬の知識を持ってインターネットの口コミを見ることが大切です。
やはり便秘は病院を受診するのが安全ですが、もし自分自身で薬を選ぶ場合はまず便秘の種類が急性、慢性、医原性などの機能性便秘なのか、病気による器質性便秘なのかを把握して、それに合う刺激性下剤か機械性下剤を選ぶことになります。
便秘薬にはさまざまな種類があり、素人には違いが分かりづらく、口コミ情報を頼りにしてしまう気持ちはわかりますが、ただの便秘と安易に思ってインターネットの口コミを鵜呑みにするのは危険です。
効果が得られないことや副作用も薬にはあるのでしっかりとした知識を持って便秘薬を選びましょう。
まとめ
便秘薬の口コミを鵜呑みにしてはいけない
便秘の種類
便秘薬の種類
口コミに頼らない