健康の基本は食事、運動、睡眠が大きく影響しています。栄養のバランスを考えた食事と適度な運動、質の良い睡眠が取れていれば、ほとんどの方は健康でいられます。まさに健康の三大原則ともいえますが、今回はそのうちの一つ、運動に注目をします。
適度な運動 を習慣化していると心身ともに良い影響があります。
適度な運動が健康の基本
運動の健康への効果
運動とは身体を動かすことでスポーツやランニングだけではなく、日常生活で歩くことや階段の上り下りも含まれます。
昔の仕事は農業が中心だったので毎日の仕事で運動量が多くありましたが、現代ではパソコンを使った仕事や車で移動する仕事が増えたことで運動量が減っています。車やバイク、エレベーターやエスカレーターが普及したこともあり、人間の運動不足が問題になるようになりました。
運動不足は心身ともに悪い影響を与えます。身体の筋肉が衰え、代謝が落ちてしまうと肥満の原因になり、糖尿病や高血圧などの生活習慣病に繋がります。
また運動によってストレスを発散できないので、鬱病などの精神病を引き起こすことにもなります。運動をすることで生活習慣病と精神病の予防になり、心身ともに健康でいられます。
適度な運動とは
健康のために適度な運動が良いと言われますが適度な運動とはどの程度のものなのでしょうか。厚生労働省によると成人の方は1日に一万歩程度が理想的だということです。距離にすると約7キロで歩く時間にすると約2時間です。
1回で7キロを2時間かけて歩くと相当な体力と気力が必要ですが、日常生活のちょっとした工夫で一万歩を達成することができます。
例えば最寄り駅から一つ前の駅で降りて一駅分は歩いてみたり、エレベーターやエスカレーターを利用せずに階段を使ってみたりすることで、運動量が増えます。現代は便利になりすぎているので意識して運動する努力をしなければ、運動不足になってしまいます。
激し過ぎる運動は良くない
激し過ぎる運動は身体に良い影響は与えません。約90分を超えるような激しい運動を続けていると心臓への負担が大きくなったり、疲労から免疫力が落ちて病気にかかりやすくなったりと悪い影響がでます。
人間は一生で心拍数の数が決まっているといわれています。激しい運動を続けていると寿命が短くなることにも繋がります。また、今まで運動不足だった人がいきなり激しい運動を始めることは心疾患の原因にもなり、大変危険です。
健康へ良いのはあくまでも適度な運動です。張り切り過ぎは良くありません。最も良い運動はウォーキングです。体への負担が少なく簡単に有酸素運動をすることができます。
毎日、自分のペースでゆっくり長い時間のウォーキングをするのが理想ですが、忙しくてそれが難しい場合は日常生活に意識的に歩くことを取り入れるだけでも効果があります。
適度な運動で健康維持
健康の三大原則である食事、運動、睡眠の中の運動は適度が良いというのが結論です。
適度な運動とは一日約一万歩でそれを毎日続けることが大切です。毎日続けるのは大変なことですが、日常生活を少し工夫するだけで苦なく運動をすることができます。現代は意識的に運動しなければ運動不足になり、生活習慣病へと繋がってしまいます。
運動が好きで体力に自信がある方は問題ありませんが、体を動かすのが嫌いで運動量の少ない日常生活を送っている方は気をつけなければなりません。
健康を維持するためにも適度な運動を習慣化しましょう。普段使っているエレベーターやエスカレーターを階段に変えるのが第一歩かもしれません。健康な体は自分自身でつくるものです。意識から変えてみるのがいいかもしれません。
まとめ
適度な運動が健康の基本
運動の健康への影響
適度な運動とは
激し過ぎる運動は良くない
適度な運動で健康維持