おやつとは、間食のことですが、そのとり方は、年齢や体調そして環境によりさまざまです。昨今の健康志向では、 低カロリー をキーワードに おやつ を決める人も多いようです。少しだけでも、低カロリーな素材のことを知るだけで、普段なんとなく食べているおやつが変わると思います。
低カロリーで健康おやつ
子どもとおやつ
おやつは子どもにとって、とても大事なものです。特に体を作る幼児期には、食事の1つだと位置付けてもいいほどです。この時期は、食べてもどんどんエネルギーを使います。
そこで、夕飯までのつなぎのエネルギー補給と考えて、砂糖を多く使った甘いものではなく、糖質を多く含む、おにぎりや芋など昔ながらの素朴な素材を使われることをおすすめします。
スーパーではキャラクターの入ったスナック菓子などをせがまれることもあると思います。しかし、ベースにしっかり素材をいかしたおやつを毎日摂ることで、子どもの体はできていきます。
食べる場面も重要です。テレビを見ながら、遊びながらではなく、そして一人ではなく、誰かと一緒におやつは食べていただきたいです。ちょっとした時間を惜しまず、おやつの時間くらいは、子どもと共有してみてください。これも食育です。
お年寄りとおやつ
お年寄りというと、お茶にお菓子というイメージがわいてくる方も多いと思います。高齢になると喉の渇きが気づきにくく、脱水症状を起こしがちです。お友達と一緒に楽しくお茶をいただくと、心も体も喜ぶでしょう。
一人でも、好きなものをゆっくりと味わうことで、生活の中の大事なひと時になるに違いありません。年齢を重ねていくと、食も細くなります。主食を多く食べられない人は、お芋などをおやつにしてもいいです。
認知症予防には、簡単な手作りおやつもおすすめです。牛乳を混ぜるだけ、粉を溶かして冷やすだけ、粉を混ぜて焼くだけといった動作が、脳活に大いに役立ちます。
健康的なおやつって?
世の中には糖尿病を患っている人、メタボリックシンドロームで保健師さんのお世話になっている人、ダイエット中の人とさまざまな問題を抱えた人が存在します。多くの人に美味しく食べられる健康おやつは、どんなものでしょうか。
そこで、「低カロリー」を考えると、意外と共通していただけるおやつにつながっていきます。注目素材は、「ヨーグルト」「おから」「こんにゃく」「寒天」「野菜」「果物」などがあります。これらをキーワードにして、おやつを考えていくと、自然に低カロリーで健康的なおやつになっていきます。
職場のおやつ
職場でもおやつは大事なポイントになります。デスクの引き出しやロッカーには、ちょっとした個人のおやつコーナーがあるという方が多いと思います。疲れた時にチョコやアメを一口なんて、よく見かける風景です。
甘いものを食べることで、食後に低下していた脳にもエネルギーが補給され、仕事の効率アップにもつながります。ちょっと食べるという動作が、ホッとする瞬間となり体もリラックスするのです。自分のおやつを、同僚にひとつどうぞといったコミュニケーションツールにもなります。
職場のおやつは保存性が良く、個包装で小さいものがおすすめです。
市販のものでも健康おやつ
忙しい中、手軽におやつを食べようと思ったら、つい市販のお菓子になってしまいます。でも、そんな市販品の中でも、低カロリーで健康的なおやつが意外と沢山あるのです。健康志向の人が増えたせいか、メーカーもこぞって健康をアピールできるお菓子を販売するようになりました。
食物繊維をふんだんに入れた野菜チップ、低カロリー素材を使ったお菓子、カロリーとともに糖質にもこだわったお菓子など、しっかりとパッケージを読んでみると、安心していただける低カロリーな健康おやつはたくさん見つかります。
店頭で、いろいろ見ながら探すのも楽しいものです。是非、あなた好みのおやつを見つけてください。
まとめ
低カロリーで健康おやつ
子どもとおやつ
お年寄りとおやつ
健康的なおやつって?
職場のおやつ
市販のものでも健康おやつ