キューティクルがはがれてパサパサした髪や毛先が広がってしまう傷んだ髪。 髪 は紫外線によるダメージもあり、傷みやすい場所です。しかしお手入れを怠って痛みがひどくなってしまうと、見た目も悪く清潔感も損なってしまいます。
アーモンドオイル を使ったお手軽なヘアケア法で美髪に近づきましょう。
アーモンドオイルの髪への効果と活用方法
アーモンドオイルとは
アーモンドオイルとは皆さんご存知のアーモンドの種子から抽出された植物オイルです。スイートアーモンドオイルと呼ばれるこのオイルには、主成分としてオレイン酸やリノール酸が多く含まれています。
オレイン酸は活性酸素を発生させにくくする働きがあり、動脈硬化や生活習慣病にも効果的といわれる素晴らしい成分です。
比較的酸化しにくく、どの肌質にもあうことから様々なトリートメントやベビーマッサージなどにも使える使い心地の良いオイルです。
ただしナッツ類のアレルギーがある人は注意しましょう。また、アレルギーのない人でも使用前にはパッチテストを行うことをおすすめします。
アーモンドオイルの髪への効果
アーモンドオイルははるか昔からヘアケアに役立てられていたというほど、髪に効果があるとされています。古代エジプトや古代ギリシャでも利用されていたという記録があるそうです。その効果とはどんなものなのでしょうか。
まず1つ目は、さまざまな有効成分を髪の内部までしっかり届けることができるということです。さらに髪の表面に被膜を作ることで紫外線などの外からのダメージをカットしたり、乾燥から守ってくれるという効果があります。
そして2つ目。髪だけではなく、頭皮の古い細胞を取り除いたり、血流を良くすることで発毛を促進するなどという効果もあります。さらに頭皮マッサージを繰り返すことでスタイリングしやすい髪質に変わっていくとも言われています。
髪の外側と内側の両面からのアプローチに加え、頭皮からもアプローチしてくれる嬉しい効果をぜひ体感してみてください。
つや髪のためのアーモンドオイル活用法
ヘアケアでアーモンドオイルを使用する際に一番一般的な使い方は、洗う前の髪になじませ、タオルで包むかシャワーキャップをして20分~30分ほど放置、最後はいつも通り洗髪を行うというものです。このオイルパックを週1回から2回程度行うとしなやかでつやのある髪になっていきます。
ヘアパック後は必ずドライヤーで乾かすことと、ドライヤーの前に髪の保護としてオイルをほんの少しなじませることがポイント。翌朝軽くブラッシングするだけでいつもの髪との違いが実感できるはずです。
ヘアパック中、お風呂の中で癒されるには、アーモンドオイルの中にお好きな精油(エッセンシャルオイル)を加えてみるのもいいかもしれません。心地良い香りに包まれてオイルパックを行うだけで心も身体も癒されそうです。
髪のつやにはラベンダーやゼラニウム、頭皮にはローズマリー、グレープフルーツなどがおすすめです。精油を利用する際は、それぞれの精油の効能や禁忌、アレルギーなどにも気を付けましょう。
もっと簡単な使い方では、いつものシャンプーに数滴まぜて利用するという方法もあります。これなら毎日のヘアケアとしてすぐに継続して取り入れることができますね。
また、普段の乾いた髪にもアーモンドオイル2、3滴を手のひらに取り毛先からなじませていくことでまとまりとつやが出ます。この場合、髪の根元や頭皮にまで付けてしまうとべたべたしてしまうので気を付けてください。
この方法では洗い流さないコンディショナーと同じような効果が期待できます。毛先が痛んでいる時には特に効果的です。
コストパフォーマンス
植物油にはさまざまな種類がありますが、そのなかでスイートアーモンドオイルはコスト面でも非常に優れています。
多くの有効成分が含まれ、肌質を選ばずに使える万能なオイルですが、化粧品などにもよく使われるホホバオイルと比べても、比較的安い値段で簡単に手に入れることができます。手頃だからこそ、毎日の髪のお手入れにも積極的に使うことができますね。
毎日のヘアケアやスキンケア、週に1・2回のスペシャルケアに、正しい利用法で髪を健やかに保ちましょう。
まとめ
アーモンドオイルの効果と活用方法
アーモンドオイルとは
アーモンドオイルの髪への効果
つや髪のためのアーモンドオイル活用法
コストパフォーマンス